クリニック通信

2024年2月14日あれ?兄弟増えた?

こんばんは。段々と暖かくなってきましたね。俯いていたビオラが顔をもたげてやる気を出してきました。一方、気温の上昇に伴いスギ花粉が一気に増えていきます。毎年2月下旬から3月いっぱいが花粉症の最盛期。外から帰ったら玄関先で上着を脱いですぐに目の周りを中心に顔を洗いましょう。眼鏡とマスク、鼻うがいも有効ですよ。詳しくは過去のブログをご参照ください(2021年2月「風邪?それとも花粉症?」2019年3月「スギ花粉症のおさらいと舌下免疫療法」2015年3月「杉花粉症かな?」)。

2月のある日、それが始まりました。いつもは3人兄弟で来ているのに今日は6人に増えた?。それも双子が3組、にぎやかだねえ。そう言えば今日のスタッフは顔がキラキラしてる。目が4つもあるからか。片目をつぶれば元に戻ります。急性両眼性複視。慌てて眼科を受診しましたが、大きな異常はなく、強いて言うなら右眼球運動を調節する筋肉が少し弱っているかなとのこと。時間が経てば少しづつ回復してくるかもしれないそうです。念のため脳外科でMRIを撮ってもらいましたが、腫瘍や血管病変はないとのことでした。ふ~、一安心。

幸い少しづつ回復傾向にあり、日常生活や診療には大きな支障はありません。歩くとゴジラが一緒にいるように、ズシン、ズシンと風景が揺れますが、座って動かないなら大丈夫です。診察中時々片目をつぶっていることもありますが、半分眠っているわけでも、ましてやウインクをしているわけでもありませんのでご安心ください。目力を強くすると焦点が合うようです。自分的には「きりっとした格好良い目つき」のつもりですが、スタッフが言うにはあんまり変わらないか、むしろ目つきが悪くなるそうです。ただ、この技はちょっと目が疲れます。長時間の診療や書類仕事が多いと目の奥が痛くなってきます。

MRIでは今回の症状とは関係ないけど脳に小さな梗塞の痕がありました。自覚はありません。3年前に撮った時は異常はありませんでした。炎天下で防護服を着ながら駐車場診察した時?健兎がお月様に帰って大泣きした時?この3年間、逼迫し続けた外来が延々と続いています。その間、尿管結石になり前立腺が炎症を起こし、皮膚炎が悪化しました。コロナには2回罹り、原因不明の高熱も出ました。涙もろくもなりました。そして今回のこと。寄る年波?少し多すぎる。医者は不養生なもの、体が悲鳴を上げ始めた様です。脳外科の先生からは「生活を改めねばこのままでは、、」と言われました。

しばらくの間、夜の診療終了時間を20分早め、18時10分に終了することにしました。臨時休診も少し増えるかもしれません。学会理事のお仕事もお暇をもらうつもりです。でも、この地域は私より信頼できる優秀な小児科クリニックが増えたからきっと大丈夫。ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。体調がもう少し良くなったらまた頑張りますね。

 

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