新着情報

2013年1月14日インフルエンザが流行ってきました。

こんにちは。初雪になりましたね。慌てて我が家の花壇の雪よけをしていたら雪まみれになってしまいた。そのままリビングに入ったら床が水たまりだらけ。おかみさんが床をふきながら文句を言っているのを知らんぷりしているところです。積もらなければいいのだけれど、、。明日受診をする際には滑らないように気をつけてくださいね。

12月から散発的には発生していたインフルエンザが数日前から急に増え始めました。今はA型が中心です。インフルエンザについて詳しいことは2012年1月のクリニック通信「インフルエンザを心配される方へ」をご覧ください。

インフルエンザの問題は合併症と感染力にあります。重い合併症は「急性脳症」「重症肺炎」「心筋炎」です。発熱時に合併症の予測は出来ません。以下の症状が出た場合はすぐに救急病院を受診しましょう。

痙攣(震えていても呼びかけて視点が合う場合は痙攣ではありません)

意識障害(高熱時にうなされても30分程で普通に会話が出来るようになるなら心配ありません)

呼吸困難(息を吸う時に喉元が大きく凹み辛そうに呼吸をする場合は呼吸障害のサインです)

全身状態不良(ぐったりして唇の色が紫色である場合は要注意です。)

但し命に係わる合併症は稀で、殆どの場合は5日間程で自然に治ります。抗ウイルス薬は発熱期間を短縮しますが合併症の予防は出来ません。検査は発熱12時間以内は検出率が低くなります。高熱になっても慌てずに、まずは充分な安静と水分補給を心がけてください。

インフルエンザは空気感染こそしませんが、くしゃみや咳でテーブルや床に飛び散った目に見えない「飛沫物」には長時間ウイルスが生存しており、乾燥しているほど生存時間が長くなります。知らずにそれに触れた手で目や鼻を擦ると粘膜から侵入して感染します。加湿すること、介護の後は必ず流水で手洗いをすること、患者の周りや触った物をアルコールなどの消毒薬でよく拭くこと、発熱した翌日から5日間に加えて解熱した翌日から2日間(小学生未満は3日間)は外出しないことを心がけてください。ワクチンは重症合併症を防ぐことは期待出来ますが、インフルエンザの発症そのものを防ぐ力は強くないのでワクチンを接種した場合も同様に注意しましょうね。

 

 

 

 

 

 

記事検索

カテゴリー一覧

年別一覧

ご予約方法はこちら

クリニック通信

リンク

診療日カレンダー