クリニック通信

2018年7月16日7歳になりました

こんにちは。夏が本当に1月早くなってしまいましたね。久しぶりの連休、ジャングルになった庭の芝生をようやく刈ったものの、室内は未だ暖房器具が放置されています。健兎はエアコンの利いた部屋でダラダラ過ごし、その冷気をリビングにも分けて貰って私もダラダラしています。

当院も7歳を迎えました。何もかもが新しくて面白くて、キラキラ輝いて、学校に行くのが楽しみの毎日。さて、当院は、、今年も、やっぱり、迷走しています。暗くなっています。またかよ、ダメじゃん。ブーイングの嵐です。進歩がありません。くよくよ悶々が私の趣味です。

今のままでいいの?何か出来るんじゃないの?時に重症や珍しい疾患も訪れる病院と違い、開業医はひたすら同じ診療の繰り返し。同じ話の繰り返し。毎日がどんどん後ろに飛んで行って、気が付くと1年が経っています。まだまだ若くて元気な野末先生や黒澤先生に追い越されていく自分に焦りを感じたりもします。本当に、本当に役に立っているのかな?小児救急医学会で日曜診療の発表をしたのも、そんな気持ちから来たのかもしれません。時々、勤務医に戻りたくなることもあります。

でも、戻ることは出来ません。此処に根付いてしまったから。決して多くはないけれど、うちを頼ってくれる子どもたちがいるから。診療体制を変えることも何度も考えました。診療枠に縛られずに多くを診れて、来院してから出来るだけ待たせない順番予約へ。でも、受診された患者さんにアンケートを取ったら80%以上の方が時間予約を希望してくれました。特にお仕事をされている方には時間を指定できることが大事なようです。

初心に帰らなければいけません。当院の理念はお子さんと親御さんの不安を拭うことと、働いている親御さんを微力でも応援すること。今の診療体制を望む方が居るのなら、続けるしかありません。毎回同じ話で飽きられようと、必要な話なら何度でも話すしかありません。

一心不乱に診療を続けることが開業医の務めです。見栄えがちょっと地味なクリニックですが、人の目を見ることが苦手な院長で、マイクを通しても聞き取りづらい説明ですが、それでもいいよと言ってくれる人達の為にまた1年頑張りたいと思います。ただ、全てを一人で背負い込むのは無理。スタッフの手も借りて、説明の補助も行ってもらい、診療の質を下げずに出来るだけ多くのお子さんを診て行きたいと思います。

相変わらずのへなちょこ院長ですが、今後とも宜しくお願いしますね。

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